こちらは特にアレンジなどなく、デフォルト通りに作りました。
胸増芯のおかげで胸〜首の間が適度にボリュームアップして
きれいなシルエットにみえます。
黒色、そのままだとつぶれて何がなんだかわからないので
フォトショップで見やすいように加工してみました。
(着用画像は増量中。現実はこんなグラマーなバストじゃありません)
このパターンは、blogに載せている以外にも何着か作っているので、
かなり縫い慣れています。なので、特に難しい場所はなかった、と
いいたいところなのですが、ありました。
それはパッチポケットの中縫いです。
実はちゃんとやるのは初めてでした。
というのも、アネージさんのジャケット、袖や肩のいせが結構あるので
失敗なく作れるように、今まではいせやすい素材、
特にツイードやゆるめの紡毛素材で作る事が多かったのです。
ツイードなんかだと、外側からステッチしても糸が布にまぎれて結局
見えなくなるから、安直な私は、外側からたたいて付けたことしか
ありませんでした。
でも、この生地の質感と、フォーマル用という用途を考えたら、
外側からたたくのはありえないと思って、内側から縫うことにしました。
いつものごとく、私の定番参考書、工夫されたポケットの縫い方
に忠実に作りました。
とはいえ、初めてで本番はマズいということで、余った布で1個試作してみました。
本当は、この押さえがあればベストなのでしょうが
手持ちので一番細いのは5mmステッチ押さえというもの。全幅で8mm程度。
特に問題なく縫えたけど、全幅5mmくらいのだったらもっと縫いやすいと思うと
ほしくなってしまう...とはいえ、現状でも押さえの数が多くて、うまく整理整頓
ができていないのに、これ以上増やしてどうするんだという気もします。
縫ってみて私がパッチポケットの中縫いのコツだと思ったのは、
仮ステッチの糸の色を布に対して目立つようにしておくことです。
仮ステッチの縫い目がしっかり見えると縫いやすいです。
それと工夫されたポケットの縫い方には、仮ステッチが多少外れてもかまわないと
書いてあるけど、これ、真っ黒の布(や濃紺や濃チャコールなんかも要注意)で
作るときには外れたらとても縫いにくいと思います。
というのも、他の色ならアイロンでつけた折り目を目視確認できるので、
外れても特に問題なし、その折り目に沿って縫えば良いですけど、
黒に近い色だと折り目なんてまず見えないので
仮ステッチの糸が点々と見えるのを頼りに縫うしかないからです。
以上は私の思ったことで、もしかしたら他のコツを守れば
こんなことを気にしなくてもよいのかもしれませんが、
私はこれ以上のことを考えつきませんでした。
ところでこの5mm押さえ、作るものによっては、かなり便利です。
デフォルトの押さえだと針板の5mmのラインが押さえの下に隠れてしまうけど
これをつかえば、隠れずにちゃんと見えるので、5mmで縫い合わせたい時
(袋縫いする時とか、シャツの衿回りとか)にはコレを使うことにしています。
コートやジャケットだと、縫い代は最低でも1cmはあることが多いので
あまり使いませんが、シャツ系には大活躍です。
とはいえ、ちょっと不満なのは、幅が細いので、送り歯にひっかかる面積が
狭く、布を送る力が弱くなってしまうこと。
シャツ地くらいならちゃんと両手でフォローすれば支障はありませんけど、
左側は通常の幅で、右側だけ細くなっている押さえ
を使ってみたい気持ちもあります。
あと、このパターン(に限らず、見返しのついたジャケット全般)で
私が難しいと思うのは、裾の見返しと表地をつなぐところ周辺です。
薄地ならあまり問題ないけど、厚めの生地だと特に難しいです。
言葉で表現しずらいのだけど、表地側、見返しがあるところと、
ないところを境目にして、重なっている生地のボリュームが違うため、
折り具合が違って来るというか...ああ表現がうまくできない。
見返しから裾にかけて、ぐるっと星止めとかステッチをかけてしまえば
落ち着くのだけど、アイロンだけだと、アイロンをかけてから
しばらく時間がたつと、じょじょに気になってくる感じ。
それと、この写真だとよくわかりませんが、私は少し反り身なので
やはり背中とお尻の中間の部分に布がたまってしまいます。
後ろ丈をカットする補正をしたほうがよかったのだろうなあ。
【洋服:anneecotton*(旧anneesicotton*)のパターンの最新記事】



うっらやましいです。もしかしたら見返しを表生地より少し控えて落ち着かせたいという事でしょうか。まずぬいしろをわらずに中表にして縫い代を前身を下にして見返しを上にして前身のほうに少し折るようにしてアイロンを掛けて見ると見返しが少し控え気味に癖がつくので今度は表からかけると厚め生地も落ち着きますけど こんな事はご存知ですよね。
私、先週からテーラードジャケットに取り掛かっているのですが、全く進まずに片玉縁(フラップ付)で四苦八苦している最中。なので短期間の間に2着も作られているcajolinさんに驚きです。さすがですよね。
初めてのテーラードジャケットなので、裾の見返し部分がどうなるか分からないのですが、後々cajolinさんのおっしゃっている事を痛感するかもしれません。
黒のジャケットも、素敵ですね。今から春に向けて明るい色目の布を購入していますが、黒も欲しくなってきました^^白も欲しいし、ベージュも。欲が深まるばかりです。
こんばんは。そしてアイロンのコツを教えてくださって
ありがとうございます。恥ずかしながら知りませんでした。
中表から裏返すところ、縫い代を割るだけで表に返してました。
なるほど、そうすればいいのか...
ノートにメモしておいて、次回厚物を作る時には、その方法でやってみます。
本当に感謝です。思い切って書いてみてよかったです。
スピードかあ..私の場合は、夫以外の同居家族もいないし、
仕事の拘束時間も疲れ具合も少ないし、家事もほとんど機械まかせ他人まかせ、
という自由気ままな状態なので、使える時間が多いから、だと思います。
もし会社勤めをしていたり、子供がいたりしたら、
趣味にまわす時間もエネルギーもなくて、きっと全然作れないと思います。
逆にそういう人たちってすごく尊敬するなあ...
こんばんは。これは、この前記事に書いた喪服用です。
なので完成したのはちょうど2週間前だったりします。
もうひとつのジャケットに至っては、実は喪服の前に出来ていたのです。
ここ数日はスプリングコートの仕上げで、ああじゃないこうじゃないと
ウダウダ迷っているだけでロクに作業してないというダラケた状態です。
同じ形の服って、縫う順番やアイロンのポイントを覚えてしまえば
だんだん速く作れるような気がします。私も初めてテーラードを作ったときは
本や説明書と首っ引きだったので、とても時間がかかったような記憶が...
bokuさんもがんばってくださいね。
上の見返しの話は、厚地以外なら、ほとんど気にならない問題なので、
たぶん大丈夫だと思います。
うらやましいなー(見てると自分も縫いたくなる…)。
テーラード縫いなれてるだなんて、熟練者のお言葉です。
あ、中縫いパッチポケットですけど、クライさんのやり方のほうが簡単かもですよ。
「メンズジャケットカタログ」に書いてあったと思います。
裏地を先に縫い付けて、表地はまつりつける方法なんですけど…。
以前リバーシブルのコートでやりましたが、サクッとできました。
裏地をアイロンのききやすい生地にすると、楽に作れると思います。
クライさんの本..ほんとだ〜、のってる!
確かに、こっちのほうが簡単そうですね。
教えてくださってありがとう!
熟練者なんてとんでもないです。確かに数作ってれば慣れますけど
コツみたいなものって自分では気がつかないものも多いので、
本来そこは苦労するところじゃない、っていうところで四苦八苦してるとか、
マヌケなことがきっとあるんじゃないかな〜。
なんだか難しそうでテーラードにはまだ手を出していません・・・
りんくさせて頂いています。
これからも仲良くしてくださいm(__)m
できれば手にとらせてもらって表も裏もじーっと見せて欲しいくらい。
これ、何着も作ったのですね。幸せなパターンくんですね。。この形、似合いますね。かっこいいです。
中縫いパッチポケット、夫のアロハで一度やりました・・裏があるとどうやるの?私も本見てみましょっと。ドキドキしながら縫ったのだけ覚えています。
リンクありがとうございます。
こちらからもリンクさせてくださいね。
今後ともよろしくお願いしますね。
テーラード、よく難しいと言われますが
コートよりも生地の厚みがない分、むしろ簡単なような気がします。
個人的に、厚地でポケットを作るのが苦手なので、特にそう思うのかも。
星止め、そんな技もあるのですね。いつもしっかり表にも貫通させていました。
(ちなみにこのジャケットは星止めなしです)
そういう手仕事のテクニックは全然知らないので、
教えていただけるととってもうれしいです。ありがとうございます!
三つ巻きは、押さえの少し前でピンセットとか使って
一定の巻き込み具合(角度)をキープすると、比較的縫いやすい
ような気がします。って、これじゃ全然何の役にもたっていないですね。
あとは、ひたすら三つ巻きばっかり縫うとコツがつかめるかも..でもこれは
ヒマ人向けの方法ですね。他には思いつかない..お役にたてず、すみません。
気に入ったパターンって、どれだけでも使い倒したくなるんですよ。
その代わり、気に入らないのは1回しか縫わないのですけど。
裏がある時は、佐藤さんの本は、裏と表を合わせたものの間から縫い付ける方法、
クライさんの本では、裏をミシンで外側から縫いつけてから、表地を手縫いで
まつるという方法です。説明が下手でごめんね。
ぽぽよさんのアネージジャケットも楽しみにしてます。
アネージさんで買ったものなら、遠慮なく相談できるから
納得が行くまで補正できますね。